2022/05/16
ひとりごと
ひとりごと Withコロナ時代に向けて
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
先週、コロナ感染防止に関して、夏に向けてのマスクの着用について政府から以下のコメントがありました。「人との距離が十分(2m以上)取れれば、屋外では必ずしも必要ではない」
これから気温や湿度が上昇するために、熱中症などのリスクと感染のリスクとのバランスを取っていかなければならないと思います。前から言っているように、国民全員同時にやる必要はありません。それぞれ健康状態や家族の状況など違うのですから。
さらに、子どもの場合は、できるだけ早くマスクを外してやりたいと考えます。先生や友達の表情を読み取ることなく幼児期や小学校低学年期を過ごすことに私は大きなリスクを感じます。人は相手の微妙な表情の変化から感情を読み取りながらコミュニケーションをします。「人の顔色を見る」というのは悪いことだけではないはずです。すでにこの2年間マスク生活をしていて、子どもたちにこの能力がどこまで育っているのか疑問です。コロナは完全になくなりません。感染リスクだけでなく、いろいろな観点からWithコロナ時代の生き方を考えていかなければならない時だと考えます。