ひとりごと 協会けんぽ6586億円黒字
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。 世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
上記の見出しが、5日(土)の朝刊に書かれていました。協会けんぽはみなさんが加入している健康保険ですが、2024年度にはこれだけの黒字の見込みだとのこと。黒字は15年連続で、準備金残高は5兆8662億円にも上るらしい。
マスパックとプロダクツ両社宛には、ここのところ人の出入りが多いこともあり、毎週のように協会けんぽから郵送物が届きますが、メールで送ってもらえば、事足りる程度のものです。これだけお金に余裕があれば節約しようという気にもならないのでしょうね。
参院選挙を控えて、手取りだ、減税だ、給付だとばらまき議論を重ねていますが、協会けんぽの保険料を下げれば手取りが増えることは間違いない。ぜひともここに切り込んでももらいたいものです。
さらに、前から私の持論として申し上げていますが、徴税の仕組みを単純化してもらいたい。所得税、住民税、健康保険料、年金はそれぞれ異なる仕組みで複雑な計算をしてそれぞれの別の機関に納めています。これを、単純に所得額ⅹ〇%というひとつの計算式にする。累進課税の必要があるので、もう少しだけ複雑な計算式が必要でしょうが、エクセルでできる程度のことです。そうすれば、計算は極めて簡単になり壁もなくなります。新設する徴税庁が一括して集めるとすれば、徴収業務にかかる費用は格段に削減できます。
縦割り行政をぶち破らねばなりません。日本にもトランプのような独裁者が出てきて改革を一気に進めてくれないかと思っています。