ひとりごと 今こそひとりひとりが考えよ
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
政府は先週、マスコミの内閣支持率下落を絡ませた強烈なネガティブキャンペーンを受け、Go toキャンペーンを中断することを決めました。私は、ここまでの政府のやり方は間違っていないと思います。アクセルとブレーキを同時に踏むと批判されますが、それの何が悪いのでしょうか。感染対策を取りながら、経済を回していくことは必要です。人によって、また住む地域によって状況は違います。家族にお年寄りがいるので外出は遠慮しようと考える人、感染が怖いのでできるだけ家にいようとする人、感染対策をしていれば大丈夫だろうと考える人、色々いていいのです。また、地域によって状況は違います。人が密集する大都市は、かなり制限をしなければならないけれど、観光で成り立っている地方は困ってしまいます。
私は今こそ、「密集」の反対語である「分散」が求められると思います。政府が一律に決めずに、個人や地方に任せる。偏るようなら地方の知事にじゃんけんをさせて、緩める順番を決めるのもありでしょう。国民や地方が自ら考えて行動することができないと決めつけているマスコミがあほや!と思います。
菅内閣の看板政策である、デジタル化、グリーン社会の実現が動き始めると、困る人が必ずいる。マスコミを含むそんな勢力が菅総理の追い落としを始めたのではないか、と勘繰りたくなるような、世論誘導が始まったような気がします。