ひとりごと 今週もコロナウイルスについて
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
得意先のドラッグストアの担当の女性から「来週、午前中はお店に出なければならなくなった」と連絡がありました。学校が休校になるから、パートの店員さんが欠勤し、手薄になるからだろうと考えていた私が浅はかでした。先週、土曜日の近所のドラッグストアには朝8時前から20人ほどの人が開店待ちの列をなしています。このためか、と納得。
報道では、トイレットペーパーなどの紙製品を買い求める人がドラッグストアなどに殺到していると言います。マスクに原料を回さなければならないので、トイレットペーパーが作れなくなるというデマが飛んでいるとか。トイレットペーパーは主に新聞古紙からつくられますが、現在回収にも来てくれないくらいあり余っています。一方、新聞古紙からマスクが作れるはずがありません。そんなデマを信じている人に「馬鹿か!!」と言いたいです。みんなが普通に買っていれば売り切れることはありません。入手できなくなってもティッシュペーパーをほぐして使えば事足りると思わないのだろうか。
50年ほど前のオイルショックの時に大阪の主婦から始まったとされるトイレットペーパー騒動はその後、愚かな人たちの行動として語り継がれていますが、歴史に学べと言いたいです。
以前「自分の身は自分で守る」と言いましたが、買いだめ、買い占めして「自分だけよければいい」と考えるのとは全くわけが違うと申し添えます。