2020/02/24
日常
京都の樂美術館に行ってきました
京都御所の西側にある樂(らく)美術館。
茶道の茶碗などの楽焼を作る楽家が自宅兼作業場を半分削って作った美術館です。
今月の日本経済新聞の私の履歴書は15代目吉左衛門を昨年譲り隠居した、樂 直入(らくじきにゅう)氏の執筆によるもので、さすがに東京芸大卒でその域に達した方の言葉(皮肉には取らないでください)は私には読んでいても難解なところが多い反面、制作過程や作品の評価に引き込まれる表現がたくさんあり、それでは実物を見に行こうということで家内と行ってきました。
1階のフロントから半分上がったところが第一展示室、さらに上がった2階が第2展示室、第一展示室の上の階が第3展示室というきれいで立派な建物です。千利休の時代の初代長次郎の茶碗から、新たに襲名した16代吉左衛門の作品までの51点を拝見しました。
楽焼はろくろを使わずに、手でこね、ヘラで形を付けるという特徴がありますが、その色により黒楽茶碗と赤楽茶碗に分類されるそうです。
確かに15代目の茶碗ではお茶を飲むのは難儀そうだとか、その程度のことしかわかりませんでしたが。。。。。