2023/04/03
ひとりごと
ひとりごと ないものねだりは止めよう
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
サンマの不漁が話題になっています。中国などの外国による乱獲と、温暖化により海水温が上昇しサンマが日本近海に回遊しなくなったことが原因として上げられています。限りある資源なので乱獲は防がなければなりませんが、ないものを追いかけるだけではいけないと思います。
逆にイワシは豊漁だと聞きます。昨日近所の食品スーパーの魚売り場を見ました。マグロやカツオなどの切り身や、お刺身セットがたくさん並んでいますがイワシはほとんど売られていません。それを買い求め、昨夜は一夜干しのイワシを焼いてもらって3匹もいただきましたが、身がホクホクでおいしかったです。
小麦粉はウクライナ侵略の影響を受け国際的に高値が続いており、政府は流通価格に巨額の補填をしています。私はそんなことをせずに、高くてもいい人は買って、それを認められない人は国内で余っている米など別のものを食べればいいのだと思います。1週間に1,2度そうすることにより需給は大きく変わると思います。
足りない物は価格が高くなる。そうなると、買い控えが起き価格が安定してくるという経済の原則を外してはならないと思うのです。