2022/04/04
ひとりごと
ひとりごと そろそろ政策転換を
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
政府の無駄遣いについては再三指摘しています。年金に5,000円上乗せする話は世論の反発を受け、取りやめになったようです。次に出てきたのは、新たなGo Toトラベルです。未決定ではありますが、大型連休明けから、今の県民割を地域ブロックに拡大して再開しようというものです。
これまでお金を使えなかった多くの人がリベンジ消費として使い始めます。国が補助金を出さなくても旅行したい人はするに違いありません。中にはまだ早いと考える人もいて、ちょうどいい具合になると思います。逆にこのようなキャンペーンをすると、人がいっぺんに動き出すことにより、感染予防という観点からも決していい結果にならないと考えます。
先週には円がドルに対して大きく価値を下げました。国はそろそろ垂れ流しを止めて、財政負担を減らさねばなりません。財政がさらに悪化すれば円安に歯止めがきかなくなってしまいます。円安は輸入物価の上昇につながり、生活を圧迫します。それを止めようと金利を上げれば、財政はますます悪化するという悪循環を生みます。
コロナ対策もそろそろ転換の時だということを、みんなが知るべきだと考えます。