2020/03/16
ひとりごと
ひとりごと 横並びでやれば非難されない,との安易な考え
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
13日に大阪市は松井市長が新型コロナウイルス対策で休校している小中学校を25日から正常に戻すと発表しました。まだ他の自治体がためらっている中で、勇気ある決断だと私は評価します。「今までは、コロナウイルスに対しわからないことが多すぎたが、どういうものかわかってきた。今、ワクチンができるまでの間、特性を理解しながらうまく付き合っていく方向にハンドルを切るべき」という方針に賛同します。
多くのスポーツやイベントが中止になっていますが、ひとりがマイナスのスイッチを押すと、みんなが横並びでそのスイッチしか押せない状況になっています。私は、例えば観客を1列あけて座らせるとか大声での応援は禁止するとかの約束の下で開催するという選択肢はないのだろうか、主催者はそのような工夫と勇気を持つべきだと思います。
みんながそうしているから、横並びでやれば非難されないだろうという安易な考えに私はくみしません。