仙台へ行ってきました
1,2日に家内と仙台に旅行に行ってきました。
大阪では、大震災のその後の復興の状況がよくわからないため、
また彼女は東北へは一度も行ったことがないため、自分の目で
見てこようと。
空港に近い名取市閖上(ゆりあげ)地区では、津波の襲った地域に
人が戻れるのはまだ先のように思いました。
当時、この日和山の頂上より上 2mまで、水が来たそうです。
社殿は復興され、多くの人が来ていました。
波打ち際に高さ10mはあろうかと思われる大きな堤防が築かれて
います。この背後の堤防はまだ工事中です。別の場所では、
車道をかさ上げしてこれを堤防にする工事も進んでいます。
宅地があったところでも、かさ上げの工事を行っています。
また、朝市や市場も開かれ、たくさんの人でにぎわっていました。
旅行中、ここまで津波が来たことを知らせる表示をたくさん目にしました。
宅地のブロック壁にも行政がつけたのでしょうか、到達点を示す
プレートがつけられていたり、一般の道路でも、それを渡る歩道橋に
当時冠水したことを知らせる表示が書かれていました。
塩竈の魚市場。活気が戻ってきているように思いました。
今回の旅の終着点、女川(おながわ)。流されてしまった駅舎は山側に
後退させて最近、オープンしました。駅舎にはお風呂もついています。
駅舎を背にして海の方向を望むと、かつて駅だったところに商業施設
などが作られつつあります。町はこの右側に広がっていたようですが、
今は造成中で、茶色の土が一面広がっていました。
町の再建はこれからです。
泊まったのは松島。円通院ではこの期間、ライトアップ実施中。
池に写る紅葉がきれいでした。
いろいろと、いただいてきました。
新鮮なおさかな、牛タン、はらこめし、ずんだもち、くるみゆべし。
これは、阿部蒲鉾店さんで実際に焼き立てをいただいた笹かまぼこ。
とても甘くておいしかった。