（毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。　　増田昭雄）

先週、岸田首相の秘書官が同性婚を巡る差別発言で更迭（こうてつ）されました。発言の内容はレベルが低く現在の社会通念から認めがたいものですが、この報道におや、と思うことが2つあります。

ひとつは、この発言はオフレコとして発っせられたものということです。オフレコとして聞いたことをこのように報道してしまっていいのでしょうか。マスコミは自分の首を絞めてしまうことになると思います。。

ふたつ目として、岸田首相が先の国会で、同性婚について制度を改正することに難色を示したことで国会が紛糾すると感じた秘書官が自分が火の粉をかぶって解決させようと考えたかもしれないと私は感じています。

ま、どうでもいいようなことで国会を紛糾させるのではなく、今後の日本の方向を示すしっかりした議論を期待したいものです。