2022/11/14
ひとりごと
ひとりごと 葉梨法務大臣の更迭について
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
先週、葉梨法務大臣が発言の責任により更迭(こうてつ)されました。「法務大臣は死刑のハンコを押す。昼のトップニュースになるのはそういう時だけという地味な役職だ」との発言を受けてとのことです。私は、組閣のニュースなどで法務大臣の名前を見るたびにそのように感じていたので、少し品のない発言ではありますが、大臣を辞めるほどのことだとは思いません。別に理由があったのでしょうか。
ただ、その前に辞めた山際大臣については、組閣時点で統一教会に関わっていたことを隠し、国会の場で記憶がないとの発言を繰り返すなど、ウソを言っているとしか思えない輩ですから、辞めさせられて当然だと思っています。
また統一教会問題に絡んで、一度した寄付をあとで返金してもらえるような制度が議論されているようです。こんなことが通ってしまったら、宗教団体だけでなくNPOや政治家など、寄付が頼りの活動も成り立たなくなってしまいます。
ワイドショー的な一時期のヒステリックな感情で世の中を裁いていく風潮への怖さを感じています。同時にマスコミにはもっと賢くなってほしいものだと思っています。