2019/11/06
ひとりごと
ひとりごと 吉永小百合さんについて
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
NHKのプロフェッショナルという番組で吉永小百合さんが10か月間の密着取材を受け、少し前に放映されました。高倉健さん亡き後、最後のスターといわれている吉永さんですが、その仕事に向かう姿勢は驚くほどです。まず、自分はまだまだアマチュアでプロだと思っていません。役作りが始まると私生活を一切断ち、それに没頭し、その出生地を訪れどのような環境で育った人なのかを自分なりに調べ体にしみこませる。予めどのように演技をしようかと考えずに自然体で本番に臨む。撮り終わった後でもしばらく役から離れることができずに、再度出生地を見に行くことがあるとのこと。常に謙虚で、仕事にかける意気込みはすさまじいものがありました。自分はプロだと思ったらそれで終わる、という言葉は印象的でした。