2019/06/09
ひとりごと
ひとりごと 老後の資金について
(毎週月曜日に社員向けに社長新聞を発行しています。その末尾の記事、「ひとりごと」を転載します。
世間の出来事をいろいろな側面から見てみようという意図もあるので、かなり偏った表現もありますが、ご容赦ください。 増田昭雄)
金融庁が先週発表した報告書には、定年退職した夫婦が年金収入に頼った生活設計では毎月約5万円の赤字が出る。65才で退職して85才まで20年生きると1300万円、95才まで30年だと2000万円が不足する。現役時代から長期積立型で国内外の商品に分散投資することを推奨する、とありました。
これに対し、大臣や政治家からは「誤解や不安を招く」と批判が出ています。確かに人により、状況や必要な出費は違うので一概には言えませんが、老後の生活を公的年金だけに頼ることはできない、十分な蓄えを現役の時代に作っておく必要があるということは、当然のことです。政治家の言うことにごまかされてはいけません。不都合な真実に目を背けてはいけません。節約をし、貯蓄や分散投資をして、自分の身は自分で守るという行動が必要です。