2016/12/05
韓国の大統領辞任について
韓国の朴槿恵(ぱくくね)大統領が、古い友人との関係が不適切だとされ、多くの市民の抗議集会による批判を受け、任期半ばで辞めることになりました。しかし、なぜこれほどまでの騒ぎになってしまったのか私には不思議でなりません。
朴さんにしてみれば、同じ党の仲間を含め周りは政敵ばかりで、信頼できる仲間も少ない中、友人に演説の内容をチェックしてもらうことがそんなに大きな問題なのか。友人の娘を有名大学に入学させたことや、友人の財団に大企業から献金をさせたと指摘されていますが、本当にそんなことまで大統領が関わっていたのだろうか、と思ってしまいます。
逆に、(誤解を恐れずに言えば)右といえば全員右というこの国の国民性に隣国として恐ろしさを感じますし、慰安婦問題が一応決着し、通貨協力、防衛協力と日本との関係がよくなった直後だけにそれをよく思わない世界的な何か大きな組織の意図が大統領おろしに関与しているのではないかと、疑ってしまうのです。
(社長通信 143号 ひとりごと より)