月に2回を目標に大阪では「京セラフィロソフィ」の輪読勉強会をしています。

　3日のフィロソフィ勉強会のテーマは「自らを追い込む」でした。困難な状況に直面したときに決してそこから逃げてはいけない。問題に対して真正面からぶつかっていくような気持ちで対処しなければいかないということを学びました。

　これは、この次の項の、「土俵の真ん中で相撲をとる」つまり、時間的、金銭的に余裕をもって事に当たらねばならない、と相反するようにも見えます。しかしここで言っているのは追い込まれてから力を発揮しようというのではありません。もちろん追い込まれるまでに解決してしまうことは大切です。しかし、どうしても切羽詰ってしまう場面に遭遇することもあります。その時に余裕を持ってなどと言っていたのでは解決はできません。この問題は自分で解決するのだという意気込みで困難に立ち向かっていっていきたいと思います。もちろん、上司に報告することは必要です。しかし報告したらあとは上司が解決してくれるというのでは責任ある社会人とは言えません。そのようなときにこそ深呼吸ひとつでもして、冷静に、解決に当たりましょう。