2025/12/12
設計×デザイン Vol.4 ラウンド型フックCDP
こんにちは、企画部です。
EF段ボールを“あえて湾曲させた”台紙什器をつくってみました!
企画部では、市場で見かける「目を引く紙製什器」を日々研究し、
構造の理解と企画力向上のために“モノマネ什器”の試作を行っています。
今回は、その中でも特に面白かった 「EF段ボールをあえて湾曲させた台紙」 を紹介します。
■ なぜ湾曲させるの?
通常、EF段ボールは “反らないように”
サイドを折り返したり、補強を入れて まっすぐに維持 するのが一般的です。
しかし今回は、あえてその逆。
「EFを湾曲させて意匠的に見せる」 部分に注目しました。
■ 構造のポイント
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あえて補強を入れず、EFそのものを湾曲させてデザインに活かす
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紙足パーツ を裏側に取り付けることで、カーブをしっかりキープ
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EF段ボール特有のコシがあるため、緩やかなカーブのみ再現可能
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紙足の形状によって、湾曲具合や見え方を アレンジ可能
■ 実際に作ってみてわかったこと
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カーブが入るだけで、“ただの平面台紙”では出せない 柔らかい印象 が生まれる
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パーツ点数は少なめでも、しっかり自立して意外と扱いやすい
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紙足のデザイン次第で、高級感にもポップにも寄せられる 汎用性の高さを発見
■ まとめ
EF段ボール=まっすぐ、という固定概念を外してみると、紙什器の表情はもっと広がると感じました。
今後も、店頭で見かけた「おもしろい構造」や「目を引く形状」を
積極的に分解・研究しながら、新しい企画提案につながるヒント を探していきます!










