ペーパーディスプレイ工場|紙製什器の企画から設計・製造まで|株式会社マスパック

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2019/10/30

コスメ・化粧品用ディスプレイを作ろうと考えている方に

化粧品売り場のディスプレイはどれも工夫が凝らしてあり、とても華やかですね。
特徴や効能の訴求だけでなく、商品の世界観・季節ごとのテーマなどがパッと見ただけで伝わってくるような作り込まれたデザインのものばかりです。形状においても、思わず分解して構造を調べたくなるほど面白みが あって目新しいものが多く、売り場へ行く度にワクワクします。

ですが見ている分にはとても楽しくても、実際作るとなると、これほど難しい分野はありません。
そこで今回は、これまでにコスメ・化粧品のディスプレイを製作してきた中で感じたことをアイデアとして少しご紹介したいと思います。コスメ・化粧品のディスプレイを今後作ろうと思っているメーカー様、今まさにお考え中のご担当者様は是非、寄り道していってください!

アイデア①「形状はデザインテーマに合わせて変形させる」

ディスプレイではチラシ・ポスター・WEBでは表現できない立体的なボリューム感や特別感を表現する事ができます。WEBサイトで商品の情報を見るより、実際に商品を手にとって見たり試したりできる方が説得力がありますよね。そんなユーザーの足を止めるきっかけになるディスプレイの形状ですが、奇抜な形状にすれば店頭で目立って良い!というわけではありません。ただ形状が奇抜なだけでは、ユーザーも「なにこれ?」となってしまいます。

商品コンセプトやデザインテーマにしっかり合わせた形状にすることで、ユーザーが見たとき「なにこれ?」から「かわいい!」と思ってもらえるような「売れる」ディスプレイになるのです。
コンセプトに沿って作り込まれた形状のディスプレイは、企画側でなくともその形の意図を読み取る事ができますし、より一層商品を魅力的に見せるディスプレイになるはずです。

アイデア②「アクセントに特殊素材を使ってみる」

化粧品のディスプレイでよく使用されるのが、強調したい訴求部分に特殊な素材を使用しているケースです。
文字や写真を主体とした大胆なデザインも良いのですが、訴求部分をより強調したい場合や、ディスプレイをスッキリ綺麗に見せたい場合・高級感をもたせたい場合などにおすすめです。
素材としては、「PETシート」や「スペシャリティーズ」「LUV加工」などが紙製のディスプレイと相性が良く組み合わせやすいため、よく使用されます。

どのように使うかと言うと、例えば什器に取り付けるPOPを紙材ではなくPET素材にすると、後ろが透けて見えるのでデザインの自由度や面白みが格段に上がります。 透けさせたくない部分はベースに白を印刷すれば良いので透ける部分と透けない部分を同時に再現できます。

スペシャリティーズはアルミ蒸着フィルムを板紙にラミネートしたものですが、ゴールドやシルバーの紙を使用するため、絵柄をCMYK4色でゴールド風に表現するものとは段違いに高級感が出ます。
小さい範囲をこのようにしたい場合は「箔押し」もオススメです。

LUV加工ですと、〇ックリマンシールのようなキラキラにできるので店頭で巨立つことは間違いありません。

キラベールはパールのような繊細な輝きなのでスペシャリティーズやLUVほどまではキラキラしませんが、上品で高級感をもたせたい場合や、パッケージの材質に向いています。

このように印刷のみのデザインでは表現が難しい場合や、訴求が足りない時には特殊素材を使ってみるのもオススメです!

アイデア③「デザインコンセプトに使用シーンを加えてみる」

春夏・秋冬に店頭でディスプレイを展開する際は、それぞれ異なるコンセプトでデザインを考えられていると思います。
たとえば春夏展開時のコンセプトが「日差し・暑さに負けない最強美肌」だったとします。
ここへさらに具体的にシーンを追加して「海デートでも日差し・暑さに負けない最強美肌」にしたとします。
前者と後者で、ディスプレイのデザインがガラッと変わりそうですよね?

おそらく後者の方が、面白みのあるディスプレイになるのではないでしょうか?
太陽をモチーフにした春夏のディスプレイはたくさんありすぎて売り場でも埋もれてしまいがちです。
しかし「海デート」や「海外旅行」「イタリアンジェラート」、「花火パーティ」など、具体的でかつ女性が共感できるようなコンセプトで独自の世界観をディスプレイに盛り込めば、競合他社に差をつけることができます!
ネイルやアイシャドウ、ルージュ・グロスなど、特徴や効能をあまり書けない商品の場合にもおすすめです。

おわりに

家電、生活雑貨、文房具など、ディスプレイも様々ありますが、やはり女性向けのディスプレイを考えるのは難しいなぁとつくづく思います。男性向けのように効能や効果をわかりやすくドーンと訴求、というわけにはいきません。人によって使用感や効果・仕上がりがイメージと異なる場合もある化粧品の場合は特に、訴求の仕方にも工夫が必要です。女性のニーズを読み取り、いかに共感・納得して購入してもらうか・・・

答えが無い分、ディスプレイの作り方・表現の仕方もひとつではありません。
それを私たちがメーカー様と一緒に考えさせて頂きます!
化粧品だけでなく、ディスプレイをどう作ろうかお悩みの方は是非、一度マスパックヘご相談ください!

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