設計×デザイン Vol.1 店頭スペースに合わせて2WAY展開可能な什器
こんにちは。マスパック・企画部です。
今回のブログでは、私たちが設計とデザインの両面から取り組んだ「2WAY什器」の試作についてご紹介いたします。
この什器の大きな特長は、その名の通り 卓上でも吊り下げでも使用できる2WAY仕様 であることです。
店頭での限られたスペースを有効に活用でき、設置環境に合わせて柔軟に展開できる点がポイントです。 什器の本体サイズは、W250×H300×D30mm。
下部に台座を備えており、安定した卓上設置が可能です。
また、背面にフックを3本設け、1本あたり2個の商品を吊り下げられることができます。
化粧品や日用品に限らず、雑貨や文具といった幅広いカテゴリーの商品にも対応可能です。
今回の試作では、来春向けのデザイン をテーマに制作しました。「かわいい」と「格好良い」のいずれも重視し、黒系を避けながら、清潔感と爽やかさを感じられるカラートーンを採用しています。
背景には幾何学的なラインを取り入れ、シンプルながらも商品が映えるようデザインしました。春の売場を意識しつつ、シーズンを問わず展開できる汎用性の高い仕上がりになっています。
実際に、無地の試作品とデザインを施した試作品を比較してみると、その印象の違いは一目瞭然です。
無地の状態では什器そのものの構造や機能性が伝わりますが、デザインを加えることで売場での存在感が一気に高まり、「販促什器」としての説得力が強まります。
このように、設計とデザインの両輪で什器を開発することで、単なる「物を置く台」ではなく「商品を魅力的に見せる仕掛け」へと進化させることができます。
売場環境やシーズンテーマに応じて、デザインバリエーションを追加することも容易です。
今後も、試作を重ねながら新たなアイディアを形にし、皆さまのお役に立てる什器づくりを進めてまいります。
気になることがございましたら、お気軽にマスパックまでご連絡・ご相談ください。