2023/01/26
2022年の読破本勝手にベスト3。
年が明け、十年に一度クラスの大寒波襲来。
しばらく寒い日が続きそうです。皆様お気をつけください。
こんにちは。企画部Sです。
会社で読んでいた本のおすすめで、
1年間、読書日誌をつけたところ、
2022年は54冊の本を読んでいました。
そこで、勝手にベスト3。
選ばせていただきました。
[第3位]
『2030 半導体の地政学』
太田泰彦/日本経済社出版
まったく知識のない分野でしたが、
説明が明快で理解しやすい。
だからと言って入門書ではなく、
今何が起きてるのか濃い内容でした。
新冷戦、デジタル世界の勢力図が理解できた。
とても素晴らしい本。
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[第2位]
『言論の不自由』
香港、そしてグローバル民主主義にいま何が起こっているのかジョシュア・ウォン 著/河出書房新社
中里京子 訳
香港民主化の若き指導者。
当時の報道で存在は知っていましたが、
背景、人物、表と裏、全てを知れば、
まあ何と素晴らしく大きな人物か。
ご本人が書かれた貴重な書籍。
香港、台湾では禁書だそうです。
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[第1位]
『マリー・アントワネット』(上・下)
シュテファン・ツヴァイク 著/角川文庫
中野京子 訳
18世紀末、後のルイ16世となる王子の元に、
隣国オーストリアから嫁いできた、
マリー・アントワネットの物語。
少女から大人への階段を一気に駆けあがり、
そしてフランス革命へ。人生の凄まじさに震えます。
圧倒的な表現力と分析力。
文章から伝わる熱量がもの凄い。